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【朝日火災海上保険】据置:BBB /安定的 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 16d0253

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http://www.jcr.co.jp

16- D- 0253

201 6 年 7 月 7 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

朝日火災海上保険株式会社

(証券コード:−)

【据置】

長期発行体格付 BBB+

格付の見通し 安定的

■ 格付事由

(1) 野村グループの損害保険会社で、過去より同グループと親密な関係を維持している。11 年 5 月に野村グ

ループの再編により当社筆頭株主の野村土地建物が野村ホールディングス(野村 HD)の完全子会社とな

ったことに伴い、当社は野村 HD の連結子会社となった。収益性の改善が課題であるが、保険ショップな

ど成長チャネルの取り込み、主力商品群への販売集中などの施策を通じ、損害率は改善しつつある。中核

的な自己資本は、内部留保の蓄積により増加している。以上より、当社の格付を据え置き、見通しを安定

的とした。足元で進める長期年払い契約の拡販、営業体制の見直し・効率化などの施策を、リスク・リタ

ーンを踏まえた中期的な収益性改善に結びつけることが今後のポイントである。

(2) 自動車、火災、傷害などで特色のある商品に特化した販売戦略を展開、保険ショップなどの成長性の高い

チャネルの取り込みを図っている。近年、出再方針の見直しなどで、正味収入保険料の水準が低下したこ

とが、損害率が高どまる要因になってきたが、上記の商品・販売戦略の効果が徐々に見え始めており、

16/ 3 期の損害率は 62. 8%と、前期から 6. 6 ポイント改善した。今後は主力商品群に対する長期年払い契

約の拡販、新規代理店の開発に係る営業体制の見直し・効率化などの施策を通じ一段と収益性を改善して

いく方針であるが、リスク・リターンを踏まえた事業運営が肝要となる。J C R では、国内損保市場の競争

環境は依然厳しく、優良代理店の確保には一定の時間やコストを要するとみており、今後の収益性改善は

比較的緩やかなペースにとどまると見込んでいる。

(3) 異常危険準備金や価格変動準備金を含む中核的な自己資本は、内部留保の蓄積により増加基調にあり、リ

スク対比の自己資本は改善が進みつつある。出再により保険リスクを削減しているほか、引き続き、円債

デュレーションの短期化による金利リスクの抑制、保有株式の残高圧縮などのリスク削減策をすすめてい

る。円債投資からの振り替えなどで保有が増加している外債投資ついても、ヘッジにより為替リスクを抑

制している。

(担当)水口 啓子・杉浦 輝一 ■ 格付対象

発行体:朝日火災海上保険株式会社

【据置】

対象 格付 見通し

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2016 年 7 月 5 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:松村 省三

主任格付アナリスト:水口 啓子

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「損害保険」(2013 年 7 月 1 日)、「親子関係にある子会社

の格付け」(2007 年 12 月 14 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 朝日火災海上保険株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ

スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則

17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJ C Rのホームページの“ Rating Information” (http: / / www. jcr. co. jp/ english/ top_cont/ rat_info01. php) に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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